安永騒動から250年 義民供養会・回想会が行われました
掲載日:2024年12月03日
12月1日 上宝町本郷の本覚寺において、安永騒動から250年 義民供養会・回想会が行われました。
大原騒動は1771年(明和8年)~1789年(寛政元年)の18年間続いた飛騨の騒動であり、全国の中でも大きな騒動でした。
飛騨の代官大原彦四郎・その息子亀五郎の親子2代にわたる悪政に農民たちは立ち向かいました。
安永騒動の中でも1773年(安永2年)には、上宝町本郷の小割堤集会に始まり、飛騨一円の宮村での一万人余りの大集会を主導したのが本郷村善九郎(当時若干十七歳)や吉野村喜重郎、宮原村清十良でしたが、その後とらわれ翌安政3年12月5日獄門となり処刑されました。
今年はそれから250年となり、高原郷に生きている者として、理不尽に立ち向かった先祖の思いを汲み、犠牲となられた方々を供養し、当時の事態を共有するとともに、後世に伝えたくこの供養会・回想会を生誕家・子孫家出席を得開催することとなりました。