掲載日:2024年07月11日
中尾口留番所は天保6年(1835年)に開設され26年間続きました。
場所は神坂蒲田温泉近くで地獄平砂防堰堤から300m余り上流の堆砂敷地内になります。
蒲田温泉集落は、大正9年の洪水(土石流災害)により土砂に埋まってしまい集落跡は残っていませんが、古文書の記録と砂防事務所の用地図により番所跡を確定し、平成22年中尾及び神坂地区の関係者の立ち合いで決定し標柱を設置しました。
上宝郷土研究会ではその後草刈りを行い保全に努めています。
- 中尾口留番所跡
- 近くの地獄平砂防堰堤
- 大正5年災害前の蒲田温泉