焼岳噴火警戒避難訓練に参加
掲載日:2015年11月15日
平成27年度高山市焼岳噴火警戒避難訓練が11月14日奥飛騨総合文化センターを中心に開催されました。
NPO法人神通砂防の災害時通信班となっている「奥飛騨アマチュア無線クラブ」は、毎年災害時の通信訓練として参加しています。
この日も午前8時クラブ員が会場に集まり、NPOの調査用車両に搭載されているアマチュア無線機を本部として、マイカーに取り付けているアマチュアハム無線機と今年新たに購入したハンディ機を携帯し、奥飛騨温泉郷・上宝町及び丹生川町を区域として無線の交信訓練を行いました。
急峻な谷合いの多いこの地域では電波状況が悪くなります。どの地域に中継基地を設けるかが、非常時にスムーズな交信を可能とする方法となります。
また昨年度から高山市長へ、公共施設でのアンテナの設置を要望していましたが、避難訓練に参加された西倉副市長や谷村市議会議員には、停電等の緊急時にハム無線が重要な通信手段だと感じていただき、高山市では市全域での整備を検討しているとの事でした。谷村市議会議員は4級のハム無線資格を取得され無線機も購入する予定と語られました。