焼岳噴火防災避難訓練が開催されました


 奥飛騨温泉郷では、毎年「焼岳噴火防災避難訓練」が実施されています。
 11月9日には「焼岳噴火警戒レベル4」(マグマ噴火事態)が発令され、奥飛騨温泉郷全域で地域住民や観光客・栃尾小学校や地元中学生が参加し、現地対策本部が村上奥飛騨総合文化センターに設置され避難訓練が実施されました。
 NPO神通砂防は噴火により停電となり、孤立集落との通信手段が無くなったことを想定し「奥飛騨アマチュア無線クラブ」の協力を得、ハム無線機による情報伝達訓練を行いました。
 今年も9月1日に行われた上宝町見座地内での高山市総合防災訓練にも参加しましたが、今回範囲を広め奥飛騨温泉郷全域と、平湯地域の避難場所となっている丹生川町町方にある丹生川中学校まで延長し通信状況を調査しました。
谷間に入り山で隔てられると通信状況は悪くなりますが、1~2箇所の中継施設を設けると、ほぼ旧村域は通信可能となります。