梓川流域を守る会との交流会打合わせ開催

 活火山焼岳を囲み隣の長野県。
梓川流域を守る会とは、昨年初めて交流会を上宝地区で開催しました。
 今年は長野県側で開催することとしていましたので、日程等の打ち合わせを行うことで9月10日に奈川地区を訪れました。
 隣の地域といってもなかなか訪れる機会がないので、始めに地域を案内していただきました。
 奈川集落上流部に高さ16mの砂防堰堤があり、堰堤の底部分には暗渠(建設時の排水や土砂の排出)が作られていましたが、流木が詰まり長い間土砂が満杯状態で堆積していたようです。
 5年前に、閉塞していた流木が腐食により崩れたため、堰堤に堆積していた土砂が一気に流れ出ましたが、川が氾濫することは無く人家に被害は無かったとの事でした。
 現在砂防堰堤上流部は、土砂が流失したため湖状況にあり景観がよく、新たに魚道が設けられサクラマスが遡上するところが見られるようになっています。
 また地域では砂防堰堤を利用した水力発電計画が進められていました。
 その他キャンプ場や農園付貸し別荘等を見せていただいた後打合せを行い、10月14日に交流会を開催することといたしました。