中尾口留番所跡の草刈りをおこないました

 焼岳の裾野を越え飛騨と信州を結ぶ街道の一つであった中尾峠、飛騨側の蒲田温泉に「中尾口留番所」がありました。この番所は明治5年まで役人がいました。
 上宝郷土研究会では古文書を研究する中、この番所が蒲田温泉集落のはずれにあったことをつきとめましたが、集落は大正9年の土石流災害ですべて流失しており、字絵図等から現在の場所と判定し標柱を立てました。
 その後毎年この場所の草刈りをおこない保存に協力しています。