「奥飛騨さぼう塾」を開館しました


 奥飛騨温泉郷は、飛騨山脈(北アルプス)のふもとに広がる、自然がいっぱいの地域です。
 美しい山々と、そこから流れ出るいくつもの渓流や川。しかし、時にはその山や川が、てっぽう水(土石流)やがけ崩れとなって、また、火山噴火となって、人々の命や財産をうばうことがあります。
 そのため、多くの人たちが災害から守るために「砂防」といわれる事業が行われています。
 神通川水系砂防事務所では、百年余りにわたりこの砂防事業に取り組まれており、過去の災害の歴史や砂防事業とは何かについて、「奥飛騨さぼう塾」でその紹介をいたします。
 また、この地域には、5億年余り前の古いものから現在までの地質が現れている所があり、日本でも珍しい地質の宝庫となっており、これらを紹介するコーナーも設けています。
 「奥飛騨さぼう塾」は、4月27日から12月1日まで、午前9時から午後4時30分まで、毎日開館いたします。