北陸地方整備局河川部長へ要望を行いました

 2月24日北陸地方整備局伊藤河川部長・柳地域河川調整官へ直轄砂防事業促進について要望を行いました。
 奥飛騨の直轄砂防事業は昭和7年より実施されていますが、急峻な飛騨山脈(北アルプス)と焼岳・アカンダナ山・乗鞍岳等の活火山を擁するため、数年ごとに土砂災害が発生しています。
 地域住民の生命・財産と産業である観光や農業等を守るためには、砂防事業の促進は重要な課題です。
 今回も、崩壊の激しい白谷砂防堰堤群・新平湯温泉地域の平湯川砂防樹林帯・新穂高温泉地域の新穂高渓流保全工・焼岳等の火山対策事業の促進について要望を行いました。
 伊藤河川部長からは、「昨年現地を視察し、火山地域であるため多くの土砂が流出していることを痛感した。神通川水系砂防事務所を中心にハード対策を、地域と一体となって進めたい。自然災害における防災教育の核となっている奥飛騨さぼう塾の更なる整備や、NPOが実施している砂防ツアーの支援を考えている。」と語られました。
 また
高山市が進めているジオパークの現状を聞かれ「昨年12月に飛騨山脈ジオパーク推進協議会を立ち上げ、今年中に全国の協議会に参加し、平成30年の認定を目指している」事を説明しました。
 要望前には、前事務所長の富田さんと昼食をともにし、奥飛騨へは毎年訪れていただいている事やNPOの活動状況等をお話ししました。
 また局ロビーでは前総務課長の小林さんにお会いし、近況をお話ししました。