栃尾小学校が奥飛騨さぼう塾を見学

 栃尾小学校4年生は総合学習で砂防について学んでいます。
 11月10日には「奥飛騨さぼう塾」を見学しました。
 奥飛騨さぼう塾では、上野NPO法人神通砂防事務局長より館内の説明があり、飛騨地域における土砂災害や火山噴火・雪崩災害など、明治から現在までの土砂災害の歴史や、急峻な飛騨山脈の地形や火山噴火など自然の厳しさを学びました。
 そのため昭和7年から始められた奥飛騨地域の直轄砂防の歴史や、昭和30年代までの土木建設機械がなかった頃の砂防工事の様子をジオラマを見ながら学びました。
 また模型を使った実験では、土石流による災害や砂防堰堤のはたらき、崖崩れや地すべりの現象等について学び、平湯白谷で発生した土石流の動画ビデオを見て、自然災害の恐ろしさを実感していました。
 土石流の模型実験では、屋外に設置してある大型の実験装置を使用し、神通川水系砂防事務所曽山調査係長より説明を受け、砂防堰堤が土石流を止め地域の安全を確保していることを実感しました。