神通川水系砂防事務所長へ要望しました

 昭和7年から始められた奥飛騨地域における直轄砂防事業は、これまでに130箇所余りの施設整備が行われていますが、その整備率は30数パーセントとまだまだ安心して生活できるまでには至っておりません。
近年の局地的な集中豪雨で土石流が発生し、その土砂が集落や幹線道路の近くまで押し寄せる災害が発生しており、また平成11年の飛騨地方を襲った集中豪雨災害では、大量の流木が富山湾まで達し大きな漁業被害が起きています。
NPO法人神通砂防は、地域の砂防に関する諸問題を高橋神通川水系砂防事務所長へ11月13日に竹腰理事長・上野事務局長ほかにより要望いたしました。
要望は現在進められている砂防事業の促進と新規事業として、岩坪谷・安房谷・青谷の土石流対策と高原川支流における流木対策をお願いしました。