栃尾小学校4年生が砂防学習

栃尾小学校4年生は総合学習で砂防について学んでいます。
11月6日は砂防施設見学として各施設を見学しました。
始めに平湯温泉近くの「白谷砂防堰堤群」を視察しました。荒廃の激しい白谷は、8万年~1万年前の火山活動によりできていますが、少しの豪雨で土石流が発生する大変危険な渓流です。大きな岩が砂防堰堤により止められているので大変驚いていました。
 新平湯温泉の「しのぶ砂防堰堤」では、砂防堰堤の中がトンネルとなっており、トンネル内から砂防堰堤から水が流れ落ちるのを見て水量の多さに驚いていました。
 新穂高温泉では「新穂高渓流保全工」工事を見学しました。
 最後に「神坂砂防堰堤」が昭和34年に完成し、ここから下流の河川が安定した事、魚が上流に登れないので人工の小川を作り魚が卵を産めるように作られている事などを学びました。