土砂災害防災意識啓発に向けた現地研修コースの調査

 神通川水系砂防事務所では土砂災害防災意識の向上を目指していますが、土砂災害啓発に向けた現地研修コースの調査を行いました。
 今回は小学生を対象としたコースの検討を行い、11月4日に現地調査を行いました。
最上流部は笠ヶ岳の直下穴毛谷とし、笠ヶ岳火山に起因する火山岩層(熔結凝灰岩層と溶岩・凝灰岩)の互層が縞模様をつくる場所から順に下流部へ異動することとなりました。
次は小鍋谷ですが、侵入道路が林道で非常に狭いので現地へ入る事はやめにし、焼岳噴火の火砕流によりつくられた中尾足洗谷の火砕流堆積崖を見ることになりました。
最後は地獄平砂防堰堤周辺でそれぞれの場所から流れ下ってきた岩石を採取し、岩石の生成された起因等を学習することとなりました。