岐阜県火山防災フォーラムに参加しました

9月25日高山市市民文化会館で開催されました「岐阜県火山防災フォーラム」
に竹腰理事長・上野事務局長・清水理事が参加しました。フォーラムには岐阜県知事も出席され、周辺市町村から500名の参加がありました。 
 高山市には、焼岳・アカンダナ山・乗鞍岳・御岳の4つの活火山があります。
活火山を多くかかえる市としては国内でもトップでないかと思われます。
 アカンダナ山を除くと、多くの観光客や登山者が訪れる山であり、特に焼岳は集落からも近く、噴火が起こると大変なことになります。火山噴火の防災対策について名古屋大学地震火山研究センターの山岡教授が講演されました。
 また医師で登山家の今井通子さんは世界の山へ登られ、登山中自然の脅威から学んだこと「山に私が学んだこと」と題して講演されました。
 その後二人の講師と前北海道壮瞥町長山中 漠氏、内閣府参事官名波義昭氏、高山市長國島芳明氏、岐阜県危機管理部長河合孝憲氏によるフォーラムが開催されました。
 火山防災対策について、地元行政としては火山噴火の予知、噴火後の早期安全宣言が求められるが、調査が始められたばかりの火山もあり学者が判断することは難しく、行政が判断することも必要でないか。
 岐阜県の火山防災対策は遅れているので、国の支援を得て早急に対策を進め、火山と共生できる地域づくり取り組みたい。「ジオパーク構想の推進なども良い方法でないか。」等が話し合われました。